お彼岸とは?2016年の期間はいつ?期間中にお祝い事はNGってホント?
2016/05/29
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「そろそろお彼岸だから、お墓参りに行かなきゃね」
「あれ?この前行ったよね」
「あれはお盆でしょ(笑)」
という会話に聞き覚えがある方も
多いのではないでしょうか。
お彼岸っていつなのか、何をする日なのか…
もしかしたら知らず知らずのうちに
お彼岸にやってはいけない行動を
してしまっているかもしれません(*・ω・)
何となく分かっているようでいまいち
ピンとこない人が多いと思われる
「お彼岸」について、解説していきたいと思います!
お彼岸って何?由来は?
まずはお彼岸のそもそもの由来を
ご紹介します!
仏教では、修行の末に悟りの境地(極楽浄土)に
至った状態を波羅蜜(はらみつ)または到彼岸(とうひがん)と
訳されますが、これが彼岸の語源と言われています。
そして極楽浄土は西の彼方にあると言われており、
太陽が真東から昇り真西に沈む春分、秋分の日に、
西に沈む太陽を礼拝し、遥か彼方の極楽浄土に
思いを馳せたのが彼岸の始まりと言われています。
このような由来から「ご先祖様をしのぶ日」として
お寺で法要が行われたり、お墓参りをするように
なっていきました。
2016年・2017年のお彼岸の期間は?
つづいてお彼岸の期間について
ご紹介します!
春のお彼岸の期間は、春分を中日として
前後3日間を合わせた7日間です。
秋のお彼岸の期間も同様に、秋分を中日として
前後3日間を合わせた7日間です。
そのため、2016年と2017年のお彼岸は
以下のようになります。
3月17日(木):彼岸入り
3月20日(日):中日
3月23日(水):彼岸明け
2016年秋分
9月19日(月):彼岸入り
9月22日(木):中日
9月25日(日):彼岸明け
2017年春分
3月17日(金):彼岸入り
3月20日(月):中日
3月23日(木):彼岸明け
2017年秋分
9月20日(水):彼岸入り
9月23日(土):中日
9月26日(火):彼岸明け
年によって日にちが変わる場合があるので
注意しましょう!
お彼岸にやってはいけないことがある?
最後にお彼岸にやってはいけないことを
みていきましょう。
お彼岸には避けたほうが良いと言われる
行事があり、実際は地域の風習などによっても
異なりますが、比較的避ける人が多いという
事実もあります。
無難な選択をしたいという方のために、
代表的な行事の例をご紹介します。
お彼岸に結婚式は避ける
お彼岸はご先祖様のお墓参りに行くのが
一般的です。
結果として出席される方の都合を考えると
あえてお彼岸に結婚式を行う人は少ないようです。
結婚後もお付き合いをする方々を呼ぶ事を考えると、
何か特別な理由がない限り、お彼岸は避けたほうが
無難ですね。
また、お彼岸は「先祖を偲ぶ日」とされているので
お祝い事は避けるべきという考えもあります。
お彼岸にお見舞いは避ける
結婚式でも触れた通り、お彼岸は亡くなられた
ご先祖様を供養する期間です。
そのため、お彼岸の間にお見舞いする事は
「亡くなったと見なした」または「もうすぐ
亡くなるだろうと考えている」とみなされ
タブーと言われています。
ただ、病気や怪我の重さ、日程的な都合、
お見舞いに行く相手の宗教や考え方など、
その状況により判断すれば良いと思います。
少しでも不安であれば、やはりお彼岸は
避けたほうが良さそうですね。
これらの例から、結婚式のように、招待された方の
お墓参りを妨げてしまうようなケース、または
お見舞いのように「死」を連想させてしまうことにより
相手に不快な思いをさせてしまうケースを
避ければ良いのではないでしょうか。
地域によっては車など大きな
買い物もNGということもあるので
注意が必要かもしれません。
その時々の状況と、上記のようなケースを
基準として判断すれば、大概の場合は
間違いはありませんので、ぜひ参考にして
お彼岸をお過ごしください。
お彼岸のまとめ
今回はお彼岸についてまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
これまでご紹介した通り、お彼岸は春分を
中日とした7日間、秋分を中日とした
7日間という年2回の行事です。
そして、日本人にとってご先祖様を
供養する大切な2週間です。
もし他の親しい方々を招待するような
イベントを考える場合は、ご自分がお住まいの
地域の風習に従い、失礼に当たらないように
考慮できると良いですね。
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