初盆のお供えのマナーは?郵送は失礼?贈ってNGの品もある?!
2016/05/26
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親しい人が亡くなって49日を迎えた後、
最初に迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」といいます。
初盆にはお宅へ伺い、お供えものを
お渡しするのが基本ですが、
遠方にいたりと直接伺うのが
難しいということもありますよね。
そんな時は
「郵送で送っていいの…?」
とマナーが気になってしまいます。
お相手に失礼なことがあってはならないと
思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は初盆のお供えにまつわる
マナーについてご紹介します!
初盆のお供え、郵送で送るのはマナー違反?
初盆のお供えは直接お渡しするのが基本ですが、
遠方にいたり用事があったりでどうしても
伺えない場合は郵送でも問題ありません。
初盆のお供えを郵送で贈る時期は、
お盆の一週間前くらいが
ちょうど良いとされています。
初盆ははじめてのことが多く
来客も多いためご家族は慌ただしく
過ごされています。
法要や法事での読経の最中に
荷物が届いてしまったという
パターンもあるので要注意です。
仮に購入が遅れてしまい、当日に
届いてしまいそうならせめて早めの
時間に届くように時間指定をしましょう。
もちろん、届けに行ける範囲なら訪問したほうが
良いですよ!
初盆のお供えに何を贈る?NGなものは?
初盆は最初に個人を偲んで供養する
お盆になるため、故人とゆかりのある
多くの人たちが贈り物をします。
そのため品物がほかの方と被らないか
急に心配になったりするものです。
調べてみると、お盆によく贈られている品物は
調味料・乾物・缶詰・タオル・洗剤などが
多いようです。
日用品が一番使いやすいですし、もらう側も
気兼ねなくもらえるというもののようです。
逆に貰って困るのは貰う機会が多いので
増える一方の線香です。
ご家族の方の好みの香りでないと
使い道に困るパターンも多いようですから
選ばないほうが無難かと思います。
また、「故人が好きだったもの」
というのが定番という話もよく聞きますが、
ちょっと要注意です。
初盆は故人がなくなってまだ日が
浅いということもあり、ご家族の悲しみを
強めてしまうこともあります。
初盆のお供えは「故人が好きだったもの」は
避けたほうが良さそうです。
初盆のお供え、贈るものの定番や相場は?
では、日用品以外にはどんな贈り物があれば
より喜ばれるのかというと、定番ではお花や
フルーツ、お菓子などです。
生菓子は日持ちがするものや美味しい
お菓子屋さんのものが喜ばれるかと思います。
ただし、先述したように故人とのゆかりが
強いものだったりするとご家族の悲しみを
強めてしまう可能性があります。
誰でも食べられるようなシンプルなものが
より好ましいと言えます。
贈るものの相場は
3,000円~5,000円ぐらい
が妥当だといえます。
それでももう少しかけたいという方は
10,000円くらいまでに収めましょう。
お供えに品物を贈るのはちょっと選ぶのに
不安がある…という方は現金を贈ることも
よくあるようです。
直接お宅に伺えない場合は
郵便局で現金書留で送ります。
不祝儀袋に現金を入れ、手紙は
現金書留に入れて送るようにしましょう。
その場合は御供物代と「ご仏前(現金)」を
足した値段にすると良いでしょう。
初盆お供えマナーまとめ
初盆はなにかと不慣れなことも多いので
お盆の最中は慌ただしく過ごされていると考えて
贈り物を郵送する場合は前倒しを心がけましょう。
選ぶ品物は無難なものが良いですが
なにより大切なのは心遣いです。
郵送の場合は送る際に
「本来ならお参りにいかなければならないところですが、
私ごとで大変恐縮ですが当日はお参りに行くことが
できません。遠方より、合掌させていただきたいと思います。
ささやかですがご仏前をそえさせていただきますので、
お花代の足しにでもしていただけたら幸いです。 合掌」
というように、一言添えるとより気持ちが
伝わりやすいと思いますよ。
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